さてさて、私の学校では文化祭が始まったワケだが、
教室の番などでとにかくヒマなので本をいくつか持ち込むコトにした。

その一つが、この「のび太と竜の騎士」である。

これは以前レビューを書いた映画「ドラえもん のび太と竜の騎士」のマンガ版。
藤子・F・不二雄氏が実際に書いた原作本である。

内容は当然映画に沿ってあるのだが、細かいセリフや場面が映画と異なっており、その細部の違いを探すのも面白い。
またマンガの場合はコマの大きさなどで場面の臨場感を高めている部分もあるため、映画とは一味違った面白さが伺える。

それで、先に触れた映画とマンガの違いなのだが、
映画ではの都合で切られてしまう部分も、マンガでは残っていたり、映画化に伴って短かったシーンを音楽と相まって長くするなどかなりの違いがあったりする。

この「のび太と竜の騎士」ではそれ程の違いは無いのだが、83年に公開された「のび太と海底鬼岩城」などでは展開にかなり違いが見られて興味深い。

是非一読してみてはいかがだろうか。

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