さて、前回に続いて今日も「ゴジラ FINAL WARS スペシャルエディション」のお話。
それにしても特典が多くて、見終わるのにかなり時間がかかってしまった(汗)

今回は主に特典についてのことだが、とにかくこれまでの特典はひどかった。特にメイキングは目も当てられないひとさだった。VSシリーズのメイキングは、なかなか良い出来だったのだが、どうしたことか、「新世紀ゴジラ」のメイキングは編集も映像もダメダメ。特に「ゴジラ×メガギラス」の2枚組みディスクについたメイキングはボロボロ。何せ現場の映像にサントラの音楽を流すだけという構成で、ロクにナレーションも付いていない。一応本編のメイキングもついてはいたが、サントラの音楽が大きすぎて、現場の声が一切聞こえない。それが45分も流されるんだから、見ているほうにとってはたまらない。
その反省を生かしてか、翌年発売された「ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃」の3枚組みDVDに付けられたメイキング「プロジェクトGMK 〜金子修介がゴジラと戦った日〜」はナレーションも付けられ、本編・特撮のスタッフのインタビューなどがふんだんに盛り込まれた「見れる」メイキングとなった(Disc3のほうは微妙だったが^^;)。
ところが、次作「ゴジラ×メカゴジラ」と「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」のメイキングはまた「メガギラス」の時に逆戻り。メイキング映像と対比するように本編映像が挿入されたり、製作発表の映像が挿入されたりと、幾分改善の後が見られるが、「見にくい」メイキングとなっていたのは言うまでも無い。この2作はメイキング以外のディスクもいまひとつだったし、「SOS」の時に同時に収録された、地方局の製作したローカル番組のほうが面白いぐらいだった(ただこの番組も、最近流行りのテロップ垂れ流しの傾向が見られたが・・・)。

そんなこんなで今回の「ゴジラ FINAL WARS」である。
とにかく東宝のDVDというのは値段が高いにも関わらず特典ディスクの出来が悪いので、今回もあんまり期待していなかったが、前回よりは良い出来となったのではないだろうか。というか、前回より良くなってなきゃ困るのだが、(一応の)最後というコトで編集にも力が入れられ、本編監督の北村龍平のインタビューも交えるなどが挿入されるなど、及第点の出来となった。また前作、前々作にはなかった本編のメイキングも挿入され、ファンのおなかは半分くらいは満たされただろう。メイキング以外の特典もなかなかで、北村監督のロングインタビューも面白かったし、カイル・クーパーのインタビューやハリウッドキャンペーンの模様などファン必見の映像が収録されたのも見所の一つ。
だが相変わらず九州朝日放送の製作したローカル番組のほうが出来は良いのも事実。前作のモノはさっきも言ったようにテロップがうっとうしかったんだが、今回はそんなに過剰な演出もされなかったし、過去の映像も挿入されるなどこれまでの集大成と言われる出来で、やっぱりこれが一番良かったような気がする。

さて、続いてDisc3の「スピリット オブ ゴジラ 〜怪獣を演じた男たちの軌跡〜」のほうだが、こちらはこれだけで商品化してもイイんじゃない?ってぐらい出来は良くて、一般の方にも受け入れられるのではないか。中島春雄や川北紘一など往年の作品に関わったおなじみの方から、頭師勲(「ゴジラ対メカゴジラ」のゴジラ役)などこれまであまりメディアに登場しなかった方まで登場してファンには感涙モノ。おまけにナレーションは宝田明だから言うコトなしだ。

そういうワケで全体的な出来はここ最近では最高だ。
価格の8400円はやはり少々高めだが、購入して損はしないだろう。






【Disc1】本編ディスク

 本編125分+映像特典/片面2層
 16:9(スクイーズ)/シネスコサイズ
 音声:(1)字幕版DDEX6.1chサラウンド
    (2)吹替版DDEX6.1chサラウンド
    (3)オーディオコメンタリー
    (北村龍平監督 特殊技術・浅田英一)
 字幕:(1)字幕版用字幕 (2)日本語字幕
 ※各怪獣のバトルシーンを連続再生可能な
  「怪獣セレクター」機能付き
<映像特典>特報・劇場予告編

<封入特典>観音開き特製ブックレット(カラー8P)

【Disc2】FINAL WARS 特典ディスク
  TVスポット、プロモーション映像、劇場マナー告知、メイキング
 「ゴジラ×村仲皆美 ファイナル ウォーズ」
 (九州朝日放送製作・特撮現場訪問特番)
  北村龍平監督ロングインタビュー、ハリウッドキャンペーン、
  カイル・クーパーインタビュー
  テレビ討論会ロングバージョン、
  VFXワークショップ ラドンN.Y.飛来
  デザインギャラリー(静止画)、コンテ台本(静止画)

【Disc3】ドキュメンタリー「スピリット オブ ゴジラ
      〜怪獣を演じた男たちの軌跡〜」
 [映像特典]『スピリット オブ ゴジラ』特報・予告編
        ゴジラアクターの東宝撮影所めぐり
        幻のゴジラヘッド/フォトアルバム(静止画)

【封入特典】
  ゴジラ設定画集「GODZILLA FINAL WORKS」(カラー16P)、
  観音開き特製ブックレット(カラー8P)

 ¥8,400(税込) TDV15204D
そんなワケで発売日当日である昨日、この「ゴジラ FINAL WARS」スペシャルエディションを購入してきた。

作品のレビューは公開時にイヤと言うほどやったので、今日はDVDについての話を中心に進めていこう。とはいっても、DVD自体が3枚組みであり、ボリュームが相当なモノなので、全体的なお話はまた後日として、今日は本編ディスクであるDisc1について。

まずメインとなる本編ディスクだが、こいつは7月9日にレンタルリリースされたレンタルDVDとほぼ同一の内容。だがこれだけでも中々のボリュームで、今までの失望させられた本編ディスクよりは良い出来となっている(とはいっても、これ一枚で5040円であるスタンダード・エディションはやっぱり高いと思うけど)。レンタルDVDとの違いは、再生直後に流される強制CMが無くなり、代わりに怪獣セレクターが加わったこと。この「怪獣セレクター」とは、ゴジラやラドン、アンギラスなどの登場怪獣の出演シーンのみを再生出来るコンテンツである。こういった機能は今までは全くついておらず、ファン諸氏にとっては嬉しいのではないだろうか。ただ、若干編集には不満が残るが。
またこれまでの東宝特撮DVDのメニュー画面は(平成VSシリーズを除いて)静止画で構成されていたが、今回は動画を用いており、コンテンツを選択すると、モスラや轟天号が登場したりと凝った造りになっている。そして肝心の本編だが、コントラストの色感に多少バラつきがあるものの、及第点といえる仕上がりになっている。


といったカンジか。
時間が無いのでまだとても全部は見れていないが、近々総括したレビューを書けると思うので、それはまたの機会にでも。
5.17
『ゴジラ ファイナル ウォーズ』DVD発売日変更のお知らせ


2005年7月22日(金)発売予定でご案内しておりました「ゴジラ ファイナル ウォーズ」DVDを、諸般の事情により発売日を変更させて頂くことになりました。何卒ご了承くださいますよう、よろしくお願い致します。

発売日:7月22日(金) → 7月29日(金)  

http://www.godzilla.co.jp/より抜粋)


今度はDVD発売日の日にち変更か。
思い返せば、劇場公開も当初予定していた12月11日から12月4日に変更になったんだっけ。

発売日が遅くなる分、特典が多く付くとか・・・








無いんだろうなぁ(^^;
 「ゴジラ FINAL WARS」のDVDについての情報が本日解禁されたので、今日のお話はそのDVD。 
DISC1

本編125分+映像特典/片面2層/16:9(スクイ―ズ)/シネスコサイズ

音声: 1.字幕版DDEX6.1chサラウンド
2.吹替版DDEX6.1chサラウンド
3.オーディオコメンタリー
字幕: 1.字幕版用字幕
2.日本語字幕
映像特典: 特報・劇場予告編
DISC2
FINAL WARS特典ディスク
TVスポット、プロモーション映像、メイキング、「ゴジラ×村中智美 ファイナル ウォーズ」(KBC製作・特撮現場訪問特番)、テレビ討論会シーン(ロングバージョン)、コンテ台本(静止画)、デザイン画(静止画) 他 映像特典、静止画特典 多数収録
DISC3
ドキュメンタリーディスク
〜ゴジラ50年の歴史を振り返るドキュメンタリー〜
封入特典
ゴジラ設定画集「GODZILLA FINAL WORKS」(カラー16P)
観音開き特製ブックレット(カラー8P)


数日前から某巨大掲示板で情報は聞いていたのだが、予想通りの至れり尽くせりのDVDでイイ。3枚組みとなると、2001年の「ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃」以来か。あの時は10000円と言う高価な値段にも関わらず、初回生産分が売切れてしまったんだっけ。今回は「GMK」より値段が安いから、ひょっとしたら売れ行きが上がるのかな?
それにしても、今回の目玉は何だろう?やはり特典ディスクか。毎年毎年メイキングは期待を裏切るひどい出来なので(サントラの音楽に現場の映像を垂れ流すだけ)、これには全く期待していないが、九州朝日放送の「ゴジラ×村中ともみ」が昨年に続いてまた収録されるのは嬉しい。はっきり言って、昨年のDVDは東宝のメイキングよりこっちの方が面白かったんだから。今回も期待してますよ。
ただこの番組、必要以上にテロップがうるさいという難点もあるんだけどさ。

それにしても、大槻教授や韮澤編集長が出演した「TV討論会」のホントに収録されるとは思ってみなかった。確か劇中では2〜3分ほどの内容だったハズだが、実際には40分近くあったそうで。この人たちマジメに宇宙人について議論してたのかね?じゃぁ、あのシーンって演技じゃないの?でも、ホン通りの台詞喋ってたけどなぁ・・・。まぁ、そこはそれ。これなら他にもいろいろある未公開映像を収録して欲しいんだけど、どうなんだろ?どうやらDisc2の特典映像はこれだけではないらしいので、これからの情報に期待したい。

Disc3については、あんまり期待しないことにしておこう。一つだけ言うと、頼むからナレーションは付けて欲しい。過去の作品の映像をただ垂れ流す、ってのは勘弁。

「ゴジラ FINAL WARS スペシャル・エディション」は7月22日、発売! 
えーと、今日から私も学校が始まったワケなんだけど・・・。
だいたい始業式というのは、午前中で学校が終わるものなので、午後の開いた時間を利用して、三度「ゴジラ FINAL WARS」を見てきたのであります。

うんと、今回は3回目なので、いつもと違ってストーリーは割愛。


本編のハナシの前に、ちょっと蛇足的なことを。
最初出かける時から、こりゃ空いてるだろうなぁ、と思って見に行ったのだが、見事に空いていた。
というか、映画館自体ほとんど人がいないんだもの。まぁ、平日なんてこんなモンか。しかも時間帯が昼だしね。
そんな状況だから、ひょっとしたら「貸切状態」になるんじゃないかと思っていたんだが、家族連れが数組、あと私と同じ考え(^^;の中高生や大人が見に来てらっしゃった。

ってなワケで、映画館は静かだったんだけど、それはそれで良いかというとそうでもないんだな、コレが。
やっぱり、映画というのは大衆娯楽だから、大勢で見たほうが楽しめる。例えば笑えるシーンなんかは、他の人の笑い声があるからこそ、笑いの度合いが増すものなのだ(海外の「ピンクパンサー」や「Mr.ビーン」に人の笑い声が録音されているのは、そういう相乗効果を狙ったものかな?と思うんだけど)。
だから、統制官の「やっぱりマグロなんか食ってるようなのはダメだな」に筆頭されるシーンで、笑いがちょこっとしか起こらないのは、何か寂しいんだよな。それでも、見に来てた子供たちが、ミニラの動きを見て笑ったり、素直にアンギラスやラドンの破壊シーンや、ゴジラと怪獣たちの戦いを見て「すごい!」と言っているのを聞いた時は、例え観客が少なくても、嬉しくなってしまったなぁ。


あ、個人的なことはこれぐらいにして、本編についての話を進めていこう。

さすがに3回目になってくると、細かい部分まで見ることが出来るね。
でもその分、やっぱり気になるところが増えてくるのもまた事実かもしれないな。
今回一番気になったのは、何といっても音無杏奈(水野真紀)の扱いかな。別にキャラ的には悪くないし、必要なキャラだとは思うんだ。例えば、自分の番組を利用して、醍醐事務総長(宝田明)に変装したX星人の正体を暴くところなんか、東宝シンデレラの意地、というぐらいに見事な演技だったよね。
でもね、だからなのか、彼女の扱いがちと理不尽にも見えたんだよな。
彼女は物語では途中まで活躍するんだけど、轟天号が出撃した後は、ゴードン大佐(ドン・フライ)から授かったカメラを使って、後世に伝えるために愛犬のキャンディと共に単身取材に出かけ、そのまま画面に出てこない。
んで、全ての戦いが終わった後に、ひょっこりと現れる。コレにはちょっと拍子抜けか。せめて、ゴジラとモンスターXの戦いのシークエンスをカメラで収める彼女のシーンがあっても良かったんじゃないかな?だって、ゴジラが熱線を宇宙へと放った衝撃で、かなりの範囲がクレーターと化したんだよ?しかも、ラストのゴジラとカイザーギドラのバトルで、ビル街は完全に壊滅したワケだから、最後にひょっこり生きてました、ってのはご都合主義っぽくて気になる。
カメラを構えるシーンが一つあるだけで済む問題なのにねぇ・・・。
その上、彼女の場合はまだまだ「?」なシーンが多い。だって、最後にゴードン大佐と恋仲になってしまうんだもの。何で?って思う人も多いハズ。しかも最初から脚を強調して登場するし、彼女の扱いはもう少し何とかならなかったの?とは思うなぁ。

まぁ、気になったのはそれぐらいか。

やっぱり3回目であっても、相変わらずラドンやアンギラスの破壊シーンは「おーっと」いう風に思ったし、ジラが思いっきりゴジラに吹っ飛ばされ、オペラハウスに激突するシーンは、何度見ても爽快感がある。
何ていうか、この映画の最大の武器は飽きないことにあるのかもしれないな、と改めて感じたなぁ。最初からいきなり南極でゴジラと初代轟天号の戦いがあり、往年の人気怪獣がライブで登場し、多くの怪獣の破壊シーンがある。それで、その後ゴジラが復活し、ガイガンをなぎ倒し、迎え撃つX星人の刺客である、ジラ、クモンガ、カマキラス、ラドン&アンギラス&キングシーサー、ヘドラ&エビラを次々となぎ倒していく・・・。
豪華だよね、やっぱし。

また、従来の怪獣映画では単調に成りがちだった人間ドラマを、統制官のキャラをああいう風にコミカルかつ、ブラックなキャラにしたために、上手くストーリーに引き込んでいく。あと、小橋賢児や松尾貴史などの著名人を、実名の役で登場させたのも勝利だと。

確かにね、ヘドラの扱いはどうなのよとか、熊坂教官が息絶えるシーンが、ビジュアルとしていまひとつわかりにくいとか、さらに細かいこと言い出すとキリが無いし、ストーリーがスカスカだという方もいるんだけど、最終的に総合して見ると、過去のゴジラ映画の全てのエッセンスを凝縮した素晴らしい作品だっただろうね。
最後の最後に、こういう作品に出会えたことを、私としては歓迎したい。



ところで、観賞後に本作品の台本を読み返してみたんだけど、かなり人間ドラマでカットしている部分があるね。その一部は最後のエンディングに挿入されているけど、監督曰く「当初は2時間半あった」そうな。
んで、そのシークエンスがカットするにはもったいないシーンばっかりなんだよね。例えば「メガギラス」の時にもカットされた、火事場泥棒のシーンとか、美雪(菊川怜)による轟天号に装備されている「G粒子砲」のシーンだとか。特に「G粒子砲」のシーンは、クライマックスのシーンの伏線になってたから、なおさらもったいない。

こうなったら、後々発売されるDVDにディレクターズカット版を付けて貰いたい。そしたら、絶対買いますよ。東宝さん。



ま、そんなモン付かなくても、どうせ買ってしまうんだろうな、私は(^^;





「ゴジラ FINAL WARS」
製作:富山省吾 脚本:桐山勲・三村渉
音楽:キース・エマーソン 特殊技術:浅田英一 監督:北村龍平

尾崎真一:松岡昌宏 音無美雪:菊川怜
ダグラス・ゴードン:ドン・フライ 風間勝範:ケイン・コスギ
音無杏奈:水野真紀 熊坂:船木誠勝 小美人:長澤まさみ・大塚ちひろ
神宮司八郎:佐原健二 波川玲子:水野久美 田口健太:須賀健太
田口左門:泉谷しげる X星人参謀:北村一輝 同・司令官:伊武雅刀
小室:国村準 醍醐直太郎:宝田明

挿入歌:「WE’RE AII TO BLAME」(歌:SUM41)

全国東宝系にて2005年1月14まで公開中。
正月休みを利用してもう一度見てまいりました。「ゴジラ FINAL WARS」。前回の感想はあまりにもまとまりが無い文章になってしまったので、今回はもう少しまとまりのある感想を。

度重なる戦争と核実験は、眠っていた巨大怪獣を呼び覚ましてしまった。それに対抗するため、人類は地球防衛軍を設立。また同時に、特殊人類・ミュータントを集めた、対怪獣用防衛組織「M機関」を組織した。
そんな中、北海道沖で巨大怪獣のミイラが発見され、防衛博物館に運ばれる。調査に向かった分子生物学者音無美雪(菊川怜)と、M機関のミュータント兵・尾崎真一(松岡昌宏)は、インファント島の小美人から、ミイラ怪獣が1万2000年前にモスラと戦ったガイガンであると知らされる。
そしてその時、世界中に突如巨大怪獣が現れた。ニューヨークにラドン、上海にアンギラス、パリにカマキラス、アリゾナにクモンガ、沖縄にキングシーサー、さらにシドニーにはトカゲに似た巨大生物が現れた。その巨大怪獣の数に、防戦一方となる地球防衛軍。
だが突然現れた円盤が光線で怪獣たちを消滅させた。怪獣たちを消滅させたのは、x星人と名乗る異星人だった。彼らは地球に友好を求めるが、彼らの思惑を知った美雪の姉・杏奈(水野真紀)がX星人の正体を明かす。
遂に本性を表したX星人は世界中に怪獣たちを投下。破壊の限りを尽くす。
もはや、X星人によって地球は滅びてしまうのか?
しかし、万能戦艦・轟天号の艦長、ゴードン(ドン・フライ)はある作戦を思いついた。それは、南極に眠るゴジラを目覚めさせることだった。

今、人類の希望を担ったファイナル・ウォーズが始まる!



二度目の鑑賞というものは、いろんな意味で落ち着いて作品を見ることが出来るモンである。例えば、気になっていたところをじっくり考えて見ることも出来るし、一度目の鑑賞では見逃してしまった部分などを、改めて確認することも出来る。
そんなこんなで、改めてこの「ゴジラ FINAL WARS」を見てみたんだけれど、二度目でもなかなか面白い映画だと思った。
二度目だからストーリーは全部把握出来てるんだけれど、特撮シーンは何度見ても凄いの一言。やっぱり映画はDVDで見るより大スクリーンで見た方が良いと改めて実感させられた。その中でも、2回目の鑑賞ながら引き付けられたのは、やはりシドニーでのゴジラジラの戦いのシークエンス。劇中では、ゴジラが尻尾の一振りでジラをオペラハウスにふっ飛ばし、熱線で瞬殺するのだが、バックにかかるSUM41の曲と相まってかなり盛り上がる。
あ、そのSUM41の曲なんだけど、「挿入歌」と銘打っているワリには、劇中で一回しか使われてなかったね(^^; 最初はゴジラ映画に合うかどうか心配だったSUM41の曲だけど、意外とマッチしていて良かったのに残念だ。ただ後で考えてみると、ゴジラ対ジラのシーン以外に相応の場所が無かったのも事実か。あ、あと意外にも評判の悪いキース・エマーソンの音楽だけど、個人的には良かったね。まぁ、伊福部先生を越えられたかと聞かれると微妙ではあるが。
その他のバトルシーンだと、やっぱり最終決戦のゴジラ対カイザーギドラのシーンか?あ、えっと、カイザーギドラのことってもう言っちゃっても良いんだよね?確か公開まで存在はシークレットだったハズなんだけど、大晦日のTVスポットにはカイザーギドラのシーンが挿入されてたんだけど、どうなの東宝さん?(^−^; んで、そのカイザーギドラの着ぐるみがまたでかいんだな。軽くゴジラの2倍はあると思うんだけど、それがゴジラを全重量で踏みつけるシーンは迫力満点だよね。
でもね、ちょっと気になったのがゴジラと他の怪獣の絡み。初見の時はあんまり気にならなかったんだけど、ゴジラとクモンガ、カマキラス、エビラ、ヘドラのバトルシーンがあまりにも短かったカンジがしたなぁ。まぁ、その分クモンガとカマキラスのバトルシーンは印象に残ったけど、ヘドラはあんまりにもあっけなさ過ぎ。冒頭の怪獣大暴れシーンで、ロンドン辺りに出現させて暴れさせても良かったんじゃない?

ところで、本来怪獣バトルが主軸の「ゴジラ FINAL WARS」なんだけど、人間アクションが結構長かったような気がする。尾崎(松岡昌宏)風間(ケイン・コスギ)のバイクアクションや、X星人参謀(北村一輝)の格闘シーンは北村監督の演出も相まって素晴らしい出来だけど、やたら長いのも考え物か。確かにこれだけキャラが多いのによくまとめたよな、ってカンジもするし、ダグラス・ゴードン(ドン・フライ)の日本刀さばきがあまりにもカッコよかったので別に良しだけど。

最後にエンディングのお話。
エンディングはこの作品の名場面が次々と映し出される構成になってるんだけど、結構コレが見所かもしんない。
例えば、劇中ではほとんど見せ場のなかったヘドラの東京破壊シーンがあったり、劇中に登場するアメリカの子供(アンギラスのソフビを持ちながらTVに映るアンギラスを見て「本物のアンギラスだ」というあの子)の周りにちらかっているソフビ人形は、今作品で登場することの出来なかったゴジラ映画の歴大怪獣が全ているらしい。また、作品ではカットされた、尾崎が懲罰房の護衛兵を手刀で殴り倒して、ゴードンに会いに行くシーンが挿入されていたりと、なかなか面白い。

もしこれから「ゴジラ FINAL WARS」を見に行く方がいたら、絶対にエンドロールが始まっても席を立たないで欲しいな。


まぁ、実際のところ、エンドロールが始まっても誰も席を立っていなかったけど。



ということで、今回も大満足の「ゴジラ FINAL WARS」鑑賞記でした。



「ゴジラ FINAL WARS」
製作:富山省吾 脚本:桐山勲・三村渉
音楽:キース・エマーソン 特殊技術:浅田英一 監督:北村龍平

尾崎真一:松岡昌宏 音無美雪:菊川怜
ダグラス・ゴードン:ドン・フライ 風間勝範:ケイン・コスギ
音無杏奈:水野真紀 熊坂:船木誠勝 小美人:長澤まさみ・大塚ちひろ
神宮司八郎:佐原健二 波川玲子:水野久美 田口健太:須賀健太
田口左門:泉谷しげる X星人参謀:北村一輝 同・司令官:伊武雅刀
小室:国村準 醍醐直太郎:宝田明

挿入歌:「WE’RE AII TO BLAME」(歌:SUM41)

全国東宝系にて2005年1月14まで公開中。
一日開けて、今日は「ゴジラ FINAL WARS」特撮について、いろいろと言っていこう。

まぁ、一口に「特撮」といっても、人間が出てくる部分にもふんだんに特撮は使われている。ココで言う特撮とは、要するに「怪獣が出てくるところ」を指す。



それにしても、冒頭から度肝を抜かれた

この「ゴジラ FINAL WARS」のアヴァンタイトルは、南極での戦いのシーンから始まるのだが、そこで戦っているのは、何とゴジラと旧・轟天号ではないか。
かつて、ファンが一度は夢見た戦いを、この2004年の現代において実現してくれるとは思ってもみなかった。
しかも、その轟天号を操縦しているのは、中尾彬・上田耕一という平成「ゴジラ」の名コンビだから嬉しいではないか。

しかも、その特撮シーンが凄い。
何がどう凄いかというと、CGだけに依存せず、実写の迫力を重視している。
このことは、歓迎すべきことだと思うなぁ。

さて、メインタイトルが開けると、今度は轟天号がマンダと戦っていた。

開始10分にして、私は二つも驚かされてしまった。

まさか、この2004年の現(略)とは思わなかった。

何でこんなに驚いているかは、1963年の「海底軍艦」をご覧いただければわかると思うが、北村龍平という男は、ここでファンの心をガシッと、掴んでくれた。

私はこの功績を大いに讃えたい。

ただ、その所為かマンダという怪獣が轟天号の「噛ませ犬」的キャラクターになってしまっていたが、逆に言えば、轟天号の噛ませ犬はマンダにしか出来なかったのだから、この選択は正解だよね。



さて、その後X星人の策略によって、怪獣が次々と世界中の大都市を襲撃するのだが、このシーンも素晴らしいの一言だ。
まずは、ラドンがニューヨークを襲撃するのだが、このラドン、いきなり高空から降りてきてパニックを描写し、満月をバックにビルに着地する。
もう、こりゃメチャメチャ格好良い。
しかも、その破壊の描写におけるクオリティが並みじゃないんだな。劇中、ラドンは衝撃波で摩天楼を破壊し尽くすのだが、ガラスが砕け散る、といった具合に、画面に迫ってくるような雰囲気を醸し出すことに成功している。

一方、ラドンの他には、アンギラスが上海を襲撃した。
アンギラスのシーンは、ラドンほど映像の凄さは無いものの、群集パニックの演出に成功している。

その他、カマキラスがパリを、クモンガがアリゾナを、キングシーサーが沖縄を、アメリカ版のトカゲ怪獣によく似ているジラがシドニーを襲う。
だが、ラドンとアンギラスの描写が凄かった所為か、こっちはあんまし印象に残らない。ただ、フルCGで描かれたジラのクオリティはなかなかだったが。

あ、でも臨海コンビナートにおいてのエビラとM機関の戦いには、久々に手に汗握ったね。(・∀・)



さてさて、続いては怪獣映画の醍醐味である怪獣バトルについてあーだこーだと喋っていこう。

この「ゴジラ FINAL WARS」では、X星人の攻撃に成す術もなくなった人類が、最後の切り札として、南極に眠るゴジラを覚醒させる。
その覚醒したゴジラに最初に立ち向かったのが、サイボーグ怪獣・ガイガンだった。ガイガンは、本作に登場する怪獣の中で、唯一新デザインが起こされた怪獣だ。そのカッコよさは圧巻。好きな人にはたまらないだろう。しかも、今回のガイガンは様々な技を駆使して戦う、というファンにはたまらない構成なのだ。

何度も言うが、北村龍平という男はよく分かっている

ところが、このガイガン、意外にもあっさりとやられてしまう。しかも首がもげるのだ。

ちょっとこれはショッキングだったかな。




一方、ガイガンを倒したゴジラは、X星人が次々と刺客として送り込んでくる怪獣たちと戦うことになる。

まずシドニーで立ちはだかったのが、ジラ。しつこいようだが、どっかのトカゲ怪獣ばりに素早い動きでゴジラを翻弄したジラだが、ゴジラの尻尾の一撃に、オペラハウスに激突。そのまま熱線で爆破させられてしまう。

私もトカゲ怪獣はあんまり好きではないんだけど、あんまりにもあっけなくないか?Σ(´Д`lll)

そのまま北へ進んだゴジラは、ニューギニアでクモンガと激突する。
このクモンガ戦から、ゴジラはファイティング・スピリット溢れる戦いぶり見せる。まず、クモンガが口から吐く糸(何故尻からじゃないのか、というツッコミは無しにして^^;)を捕まえてブンブン振り回し、そのままクモンガを高空へと投げ飛ばす。

続いて真鶴でカマキラスをなぎ倒し、富士の裾野に現れたラドン・アンギラス・キングシーサーをいともカンタンにやっつける。ただ、アンギラスの暴龍怪球烈弾(アンギラスボール)には苦戦したようだったが。

さらにさらに、東京に出現したヘドラ・エビラを熱線で吹き飛ばす!



・・・いやぁ、何はともあれ、気持ちの良い展開である。
ここまでテンポ良く怪獣バトルが進行されては、ダレるヒマなんて無い。

しかも、ここまでこれだけの怪獣バトルがあった上に、さらに東京では、パワーアップしたガイガンと、最強の敵・モンスターXが立ちはだかる。
ここで、ゴジラは助太刀に現れたモスラと共にファイナル・ウォーズを繰り広げるのだ!



ここまでしつこいぐらいに、「ゴジラ FINAL WARS」の魅力について語ってきたが、この作品が理屈抜きに楽しめる映画だったということが、少しでも伝わってくれただろうか。

今読み返してみると、少々持ち上げすぎたきらいがあるが、それにしても言い過ぎてはいなかったと思う。

北村監督は、製作発表で豪語していた通りに怪獣バーリトゥードをやってのけてくれたし、2004年・50周年という今において、ここまで素晴らしい作品が見れるとは思ってもいなかった。



まだご覧になっていない方は、劇場に足を運ぶことをオススメする。


絶対、見て損はない映画だと思うぞ。



「ゴジラ FINAL WARS」
製作:富山省吾 脚本:桐山勲・三村渉
音楽:キース・エマーソン 特殊技術:浅田英一 監督:北村龍平

尾崎真一:松岡昌宏 音無美雪:菊川怜
ダグラス・ゴードン:ドン・フライ 風間勝範:ケイン・コスギ
音無杏奈:水野真紀 熊坂:船木誠勝 小美人:長澤まさみ・大塚ちひろ
神宮司八郎:佐原健二 波川玲子:水野久美 田口健太:須賀健太
田口左門:泉谷しげる X星人参謀:北村一輝 同・司令官:伊武雅刀
小室:国村準 醍醐直太郎:宝田明
さっそく今日は「ゴジラ FINAL WARS」の感想をいろいろ書いてこうと思う。

とはいえ、書きたいことが多すぎるので、今日は本編に絞って話を進めていこう。
本当は、こういう特撮映画で、本編と特撮を分けて考えることは悪いコトなのだが、本編と特撮、両方のことについて書き始めるととても長くなるので、便宜上二つに分ける、ということでご了承いただきたい。

おっと、まずは「ゴジラ FINAL WARS」のストーリーをカンタンに。

度重なる戦争と核実験は、眠っていた巨大怪獣を呼び覚ましてしまった。それに対抗するため、人類は地球防衛軍を設立。また同時に、特殊人類・ミュータントを集めた、対怪獣用防衛組織「M機関」を組織した。
そんな中、北海道沖で巨大怪獣のミイラが発見され、防衛博物館に運ばれる。調査に向かった分子生物学者音無美雪(菊川怜)と、M機関のミュータント兵・尾崎真一(松岡昌宏)は、インファント島の小美人から、ミイラ怪獣が1万2000年前にモスラと戦ったガイガンであると知らされる。
そしてその時、世界中に突如巨大怪獣が現れた。ニューヨークにラドン、上海にアンギラス、パリにカマキラス、アリゾナにクモンガ、沖縄にキングシーサー、さらにシドニーにはトカゲに似た巨大生物が現れた。その巨大怪獣の数に、防戦一方となる地球防衛軍。
だが突然現れた円盤が光線で怪獣たちを消滅させた。怪獣たちを消滅させたのは、x星人と名乗る異星人だった。彼らは地球に友好を求めるが、彼らの思惑を知った美雪の姉・杏奈(水野真紀)がX星人の正体を明かす。
遂に本性を表したX星人は世界中に怪獣たちを投下。破壊の限りを尽くす。
もはや、X星人によって地球は滅びてしまうのか?
しかし、万能戦艦・轟天号の艦長、ゴードン(ドン・フライ)はある作戦を思いついた。それは、南極に眠るゴジラを目覚めさせることだった。

今、人類の希望を担ったファイナル・ウォーズが始まる!




それでは、本編についてあーだこーだ言っていこう。

まず始めに言いたいことは一つ。
「ゴジラ FINAL WARS」の人間ドラマは、北村一輝に尽きるということだ。

ご覧になった方ならわかると思うが、彼の壊れっぷりが凄い。
彼の役どころは、X星人統制官というものなのだが、とにかく壊れている。

何が壊れているかと言えば、その台詞が凄いんだな。

「地球人の諸君。君たちは家畜だ!」
「奴らに家畜の気分を思い知らせてやる。全文明を破壊せよ!」
「ザコは殺せ!」
(ゴジラにやられるアメリカ版ゴジラっぽい怪獣を見て)「やっぱりマグロなんか食ってるようなヤツじゃダメだな・・・。次!」


・・・って文章だけ並べてもいまひとつわかりにくいんだけど、この言い方が何かいいんだな。
まさに、こう悪役ってカンジでね。
今までの「ゴジラ」映画にはないキャラクターだったし、表情の作り方が上手い。
さらに、尾崎(松岡昌宏)に「俺たちは家畜じゃない。人間だ」と返された時の不気味な笑いがとてもつもなく上手い。
さらにさらに、ゴジラに次々とやられる怪獣たちの姿を見ての、ブラックユーモア溢れる皮肉が絶妙にはまる。

あとね、容赦なく人を殺す非情さが憎い。

ここまで型にはまった悪役って無いと思うよ。
轟天号の乗組員を「ザコは殺せ」の一言で容赦なく殺してしまうんだもの。恐ろしいったらありゃしない。
このシーンは後々賛否両論を呼びそうだけど、キャラ付けとしてはなかなかだったんじゃないかな?

「ゴジラ FINAL WARS」北村龍平と、北村一輝という二人の北村で成り立っていると言っても私は過言ではないと思う。



とはいえ、やっぱりそれは言い過ぎか。

「ゴジラ FINAL WARS」のドラマの見所はまだまだ多い。

いきなり北村一輝の話で始めてしまったが、今回の本編は要するにどうだったのか?

一言で言えば、この映画はアクション映画だね。
ストーリーも何もあったもんじゃない、と言ったら言い過ぎだが、ゴジラ映画なのにも関わらず、やたらに人間アクションばかりが記憶に残る。
最後の最後に、ここまで掟破りをしたのも驚きだが、私はそれを歓迎したい。

いつまでも過去のしきたりに束縛されていたのではいいものは生まれないからだ。

それで、そのアクションなんだけど、この映画、メインタイトルが始まった直後から、いきなり尾崎(松岡昌宏)風間(ケイン・コスギ)の格闘シーンから始まる。
二人の格闘シーンはその後も続き、横浜においてのバイクアクションシーンに繋がれる。

その後は二人のアクションシーンではないが、大きなアクションシーンはまだまだ続く。
例えば東京での対エビラ戦。これは、怪獣と人間のガチンコの対決を迫力満点に描いている。

そしてクライマックスは、X星人のUFOの中の戦いである。
本来ならば、ゴジラ映画というのは怪獣対怪獣のクライマックスがメインだが、今回ばかりは、UFOの中の戦闘シーンがメインかもしれない。

ひょっとしたらこれは邪道なのかもしれないけれど、最後ぐらい。こんな無茶苦茶をしてもらった方が気持ち良い。
しかも、その戦闘シーンでのワイヤーアクションを始めとするクオリティはとても素晴らしい。

しかも、宝田明・水野久美など往年のスターにもアクションさせるんだから凄いよね。

北村龍平には、もう脱帽だ。

最後に、今作品におけるゲスト出演者について語っていこう。

冒頭、轟天号の初代艦長と副艦長を平成ゴジラシリーズでおなじみよなった中尾彬・上田耕一が、TVの討論会パネラーにマイケル富岡・大槻義彦・篠原ともえ・角田信朗・木村大作・松尾貴史が本名で登場(まさか「火の玉研究」でおなじみの大槻教授を出すとは)。また本名の役では小橋賢児が出演。さらにそのシーンでは北村監督本人も出演している。

その他にも、佐野四郎、高杉亘、橋爪淳、谷原章介、さとう珠緒、羽鳥慎一など豪華キャストが集結。



それぞれ心憎い演出で出演しているので、思わず笑ってしまうこと請け合いだ。



「ゴジラ FINAL WARS」
製作:富山省吾 脚本:桐山勲・三村渉
音楽:キース・エマーソン 特殊技術:浅田英一 監督:北村龍平

尾崎真一:松岡昌宏 音無美雪:菊川怜
ダグラス・ゴードン:ドン・フライ 風間勝範:ケイン・コスギ
音無杏奈:水野真紀 熊坂:船木誠勝 小美人:長澤まさみ・大塚ちひろ
神宮司八郎:佐原健二 波川玲子:水野久美 田口健太:須賀健太
田口左門:泉谷しげる X星人参謀:北村一輝 同・司令官:伊武雅刀
小室:国村準 醍醐直太郎:宝田明
例によって機種依存文字を使うことをお許しいただきたい。


昨日の鑑賞から一夜明けた今日は、「ゴジラ FINAL WARS」の感想を。

とにかく、言いたいことが山ほどあるので、今回はいつもと違って何日か連続で、この「ゴジラ FINAL WARS」について語りたいと思う。

その前に、今日の日記はネタバレ全開なので、鑑賞前の方は読まないことをオススメする。











まず本題に入る前に、今回の世界観について考察してみよう。

冒頭、山寺宏一さんの声でこんなナレーションが入る。
度重なる戦争と核実験。発達しすぎた科学は地球の環境を歪め、眠っていた多くの巨大怪獣を呼び覚ました。人類はお互いを敵とする時代を終え、怪獣の脅威と戦う時代へと突入した。「地球防衛軍」の誕生である。数年前より世界各地で特殊能力を持った超人類「ミュータント」が確認されるようになった。地球防衛軍では対怪獣用戦力としてミュータントを集めた部隊を組織した。その部隊を「M機関」という。

なるほど。これでだいたい「ゴジラ FINAL WARS」に関する世界観は把握できた。

ところが、何とそのナレーションに沿って、今までの東宝怪獣映画に登場した歴代怪獣が、揃ってライブフィルムで登場するのだ。
その怪獣とは、バラン、ゲゾラ、バラゴン、ガイラ、チタノザウルス、メガギラス(怪獣名が分からない方は申し訳ないが、この名前で検索していただきたい)。ということは、「ゴジラ FINAL WARS」の世界観には、この怪獣たちが登場した「大怪獣バラン」「ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣」「フランケンシュタイン対地底怪獣」「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ」「メカゴジラの逆襲」「ゴジラ×メガギラス G消滅作戦」の出来事が存在した!ということになる。

いやぁ、これはもう驚きだ。

さらに劇中に登場するラドンやアンギラスを始めとする怪獣たちを、登場人物たちは全て知っていた(どうやらアメリカ版ゴジラっぽい怪獣は知らなかったようだが)。ということはつまり、過去にその怪獣たちが出現していたということになるのだ!

いやぁ、これはもう驚きだ。

要するに、この「ゴジラ FINAL WARS」は、全ての東宝特撮映画の出来事を一同に集めた、素晴らしい世界だということなのだ。



これはファンとして喜ばざるを得ないのだ。やっぱし。

そりゃぁねぇ、冷静に考えてみれば無茶苦茶だけとは思うけど、最後ぐらいはそんな無茶苦茶をされた方が気持ちが良い。

実際、北村監督も無茶苦茶してやろうと思ったと語っている。
さすがだよアンタは。冒頭でこんな無茶苦茶をやられたら、ファンならずとも喜ばんハズが無い。


・・・ということで、この「ゴジラ FINAL WARS」の感想は次回に続く。


「ゴジラ FINAL WARS」
製作:富山省吾 脚本:桐山勲・三村渉
音楽:キース・エマーソン 特殊技術:浅田英一 監督:北村龍平

尾崎真一:松岡昌宏 音無美雪:菊川怜
ダグラス・ゴードン:ドン・フライ 風間勝範:ケイン・コスギ
音無杏奈:水野真紀 熊坂:船木誠勝 小美人:長澤まさみ・大塚ちひろ
神宮司八郎:佐原健二 波川玲子:水野久美 田口健太:須賀健太
田口左門:泉谷しげる X星人参謀:北村一輝 同・司令官:伊武雅刀
小室:国村準 醍醐直太郎:宝田明
遂に、見てきましたよ。

シリーズ50周年記念作品であり、最高峰にして最終作として謡われる映画「ゴジラ FINAL WARS」を。


それじゃぁ、まず、カンタンな感想を。














最高ですよ。コレ!











いやぁ、もう一言で言うとこんなカンジ。

こういうコトを言うと、一部の口悪い方から「オマエはゴジラなら何でも良いんだろ」なんてコトを言われそうだが、そういう人には私の過去の日記を面倒くさがらずに見ていただきたい。

とにかく、理屈抜きで楽しめる映画だったと思う。

正直な話、「ゴジラ2000 ミレニアム」以降のゴジラ映画は、「ゴジラ×メカゴジラ」を除いて初見の時にはあまり馴染めなかったんだけど(今ではそんなこと無くて、どれも好きな作品なんだけどね)、今回はホントに楽しめた。

もう、何と言っても冒頭からお楽しみが一杯。
何せいきなり東宝マークから度肝を抜かれたもの。
まさか、2004年の今においてあれが見れるとは思わなかった。

その他人間ドラマも充実してたし、結構笑えるシーンがあったのも意外だった。

当然、特撮シーンも凄い。

とにかく、登場怪獣の数からして凄いんだから、映像の凄さは想像に難くない。
その登場怪獣というのは、

・ゴジラ
・モスラ
・ラドン
・ミニラ
・アンギラス
・カマキラス
・クモンガ
・エビラ
・ヘドラ
・キングシーサー
・マンダ
・ガイガン
・ジラ
・モンスターX

の皆さん。
まぁ、名前だけ聞いてもマニアしかわからない(^^;ので、気になる方は「ゴジラ オフィシャルサイト」(http://www.godzilla.co.jp/)を開いてもらうか、上の怪獣名で検索してもらいたい。


ということで、今日はもう疲れたのでこの辺で。

ネタバレが入る感想は、また明日以降に書こうと思う。

だから今日は一つだけ言わせて。



北村一輝最高(笑





いやぁ、まだまだ日本映画界も捨てたモンじゃないねぇ。(^^)



「ゴジラ FINAL WARS」
製作:富山省吾 脚本:桐山勲・三村渉
音楽:キース・エマーソン 特殊技術:浅田英一 監督:北村龍平

尾崎真一:松岡昌宏 音無美雪:菊川怜
ダグラス・ゴードン:ドン・フライ 風間勝範:ケイン・コスギ
音無杏奈:水野真紀 熊坂:船木誠勝 小美人:長澤まさみ・大塚ちひろ
神宮司八郎:佐原健二 波川玲子:水野久美 田口健太:須賀健太
田口左門:泉谷しげる X星人参謀:北村一輝 同・司令官:伊武雅刀
小室:国村準 醍醐直太郎:宝田明
本日12月4日。
いよいよ、映画「ゴジラ FINAL WARS」が全国293のスクリーンで公開された。

当然、私も例年通り映画館に直行・・・
ε==ε==ヘ( ´∀`)ノ

・・・の予定だったのだが、テストって何ですか?(泣

もうこの際、ゴジラを選ぶか、赤点を選ぶか、で初日に日劇に直行しようか・・・なんて考えていたけれども、そんな馬鹿なコトなんて出来るわけがない。
さすがにゴジラとテストを篩にかけるワケにはいかないからね。

だから、まぁ「ゴジラ FINAL WARS」の鑑賞は1週間先送りということに(^^;

でもさぁ、もとはといえば、この「FINAL WARS」、もともとは12月11日の公開のハズだったんだよね・・・。だから最初はテストが終わってから「FINAL WARS」が公開される予定だったんだけど、今年の夏ぐらいに4日公開に変更されたんだっけ。

・・・ったく、何で公開を1週間も早めるかな・・・。

って、自分勝手なコト言ってる場合ではない。

とにもかくにも、今回の「FINAL WARS」の前評判はなかなか高いみたいだし、実際プロモーション映像のクオリティは凄まじかった。

期待を胸に、来週の戦いに備えたいと思う。


「ゴジラ FINAL WARS」
いよいよ本日公開。

監督:北村龍平 特殊技術:浅田英一 
音楽:キース・エマーソン 脚本:桐山勲・三村渉

尾崎真一:松岡昌宏 音無美雪:菊川怜
風間:ケイン・コスギ 音無杏奈:水野真紀 神宮司八郎:佐原健二
ダグラス・ゴートン:ドン・フライ 小美人:長澤まさみ・大塚ちひろ
波川玲子:水野久美 X星人統制官:北村一輝 醍醐直太郎:宝田明

挿入歌:「WE ARE ALL TO BLAME」
     (歌:SUM41)
まったく、テスト前だというのにテレビを見ている場合ではないのだ。

・・・なんてコトはよくわかってるんだけど、やっぱり見ちゃうんだよねぇ。こういう特番があると・・・。

ってなことで、今日11月28日。
TX系(テレビ東京系列)において映画「ゴジラ FINAL WARS」の特番が放送された。

まぁ、特番とはいっても、放送時間は16:55〜17:1520分間だから、全くといっていいほど期待して無かったんだけど、今年の特番の中では一番良かったんじゃない?

正直、BSの特番はいまひとつだったんだよね。
ダラダラ感が漂ってて・・・(それでも「映画ほど!ステキなモノはない」の特集はまあまあだったか)。

でも、今回は劇中の映像をテンポ良く流してたし、10体以上の登場怪獣たちをきちんと紹介してた。

20分でも、かなりのボリュームがあって好感が持てましたな。

ところで、明日11月29日はアメリカで「ゴジラ FINAL WARS」ワールドプレミアとゴジラのハリウッド殿堂入りの除幕式が行われるらしい。

明日以降のワイドショーは必見かな。

最後に、11月30日には同じTX系で昨年の「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」がテレビ放映されるということを付記しておこう。
今日はBSで「ゴジラ」に関する特番を放送した。

内容的には正直期待ハズレだったんだけど(雰囲気がちょっと暗かったからね)、そんなコトはもはやどーでもいい

番組を見た方ならわかるかもしれないけど、何ですか、あのローランド・エメリッヒの態度は

わたしゃ、失望したよ。

何のことかといえば、番組内でエメリッヒのインタビューシーンがあったんだけど、そのコメントがあまりにも腹立たしいものだったのだ。
本当なら、どんなコトを言ったのかここに書くべきなんだけど、書くのも腹立たしいから書かない。

私は「GODZILLA」という作品は別に嫌いじゃないし、エメリッヒ自体も才能ある人材だと思っていたが、6年経ってそれが覆されるとは思ってもみなかった。

確かに、アメリカ版ゴジラは全世界で批判されたし、日本版ゴジラ「ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃」で「アメリカ版は認めてない」なんてセリフがあったぐらいだから、怒りを覚えるのはわかるけれども、大人気ないと思うよ。

最新作「ゴジラ FINAL WARS」にもアメリカ版ゴジラがジラという名前で登場するけど、どんなシーンになるかいろんな意味で楽しみだな。

おっと、何だか今日の日記はすっかりエメリッヒ批判になってしまったね。
今日は「ヘキサゴン」に関する話題はお休みにして、「ゴジラ」に関する話題を一つ。

ゴジラ50歳、ハリウッド殿堂入り…ミッキーの仲間に

今年が誕生50周年の怪獣ゴジラが、ハリウッドの“殿堂入り”を果たした。日本映画が生んだ怪獣ゴジラに20日、映画、テレビ、音楽などの分野で功績のあった人を対象にした称号「ウォーク・オブ・フェイム」が贈られた。

 創作キャラクターがこの栄誉に輝くのは、ミッキー・マウス、ドナルド・ダックなどがいるが、日本からは初めて。

 この称号は、ハリウッド商工会議所が1958年に制定。受賞すると、ハリウッド大通りの歩道に、名前が刻まれた星形プレートが埋め込まれる。今回のゴジラが、2270番目の“受賞者”となる。

 ゴジラは、1954年の第1作以降、米国でも人気があり、98年にはハリウッド版が製作された。東京・有楽町の東宝本社で行われた授与式では、着ぐるみのゴジラに、東宝映画の富山省吾プロデューサーから認定証が渡された。

 来月29日には、ハリウッドで授与式が行われ、引き続いてシリーズ最新作の「ゴジラ FINAL WARS」が上映される。


(※毎日新聞10月20日記事より抜粋)

相変わらずハリウッドでの「ゴジラ」人気は凄まじいみたいだね。しかも日本のキャラクターとしては初。嬉しいじゃないの。
ゴジラといえば、1994年に「ゴジラVSメカゴジラ」で、ゴジラが渥美清、吉永小百合らと並んで「マネーメイキングスター賞」(興行収入優秀賞)を受賞したコトがあったけど、今回の受賞はそれをも上回る大きさのモノだから、ファンとしては歓迎したいところである。

(YAHOO!10月20日社会ニュースhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041020-00000511-yom-soci
今日はもう一つ。

ゴジラ・トリビュート!(OngakuDB.com)

本当にこれで最後となるのか?お正月映画として2004年12月4日公開される東宝映画『ゴジラ ファイナル ウォーズ』はゴジラ生誕50周年にして、最後の「ゴジラ」映画となる予定です。
この公開を記念して、洋楽・邦楽を問わずゴジラを愛するアーティスト達が集結。ゴジラ・トリビュート・アルバムが登場します。
12月1日発売予定のこの作品、今のところ以下のアーティストの参加が予定されています。

・SUM41「ウィア・オール・トゥ・ブレイム」
・フーバスタンク「ザ・リーズン」(アコースティック・ヴァージョン)
・ゼブラヘッド
・10-FEET
・フェリックス・ダ・ハウスキャット
・ステレオラブ
・須永辰緒
・LOW IQ 01


特に北村監督が気に入ったSUM41「ウィア・オール・トゥ・ブレイム」は映画挿入歌として決定。聞き逃せないアルバムになりそうです。

ユニバーサル UICO4006 税込み2800円




(YAHOO!ミュージックより抜粋)

知らないうちにこんなモノの発売が決まったてたのね(^^;

やっぱし、テストは社会の流れから逸脱する原因になるな(違
ってなコトでやっとこさテストが終わったのである。

何だかんだ言って三日も日記を書かない日が出来ちゃったけど、この日記がセリフ日記になるよりはマシかと思うので勘弁していただきたい。

さて、まぁそんなこんなで時事通信からは驚きのニュースが入ってきたね。

米大学が「ゴジラ会議」=生誕50周年で文化考察

【シリコンバレー18日時事】人気怪獣映画シリーズ「ゴジラ」が11月に50周年を迎えるのを記念し、米カンザス大学は28日から3日間、ゴジラが世界の大衆文化に与えた影響などを考察する「ゴジラ会議」を開く。
 会議には、大衆文化研究者のほか、ハーバード大学などの歴史学教授らが参加。ゴジラを題材に、グローバリゼーションや第二次世界大戦後の日米関係などを活発に議論する見通しだ。期間中にゴジラ映画の上映会も開催する。
 東宝が怪獣映画の先駆けとなる「ゴジラ」を初上映したのは1954年11月。核兵器などへの警鐘も折り込んだ社会派の怪獣映画は海外でも人気を博し、「モスラ」(61年)「ゴジラVSキングギドラ」(91年)など27作が作られた。東宝は12月、シリーズ最終作「ゴジラ・ファイナル・ウォーズ」を封切る。


(※YAHOO!10月19日海外ニュースより引用)

ゴ、ゴジラ会議・・・。(^^;
しかも、あのカンザス大学でかい。しかも名門ハーバード大学の教授まで参加するとは。
いやー、こりゃ驚きだねー。

ひょっとしたら、近々アメリカ版「ゴジラ2」の製作発表が行われるかもね。あくまでひょっとしたらだけど。

何となく、アメリカ版「ゴジラ」は日本版とのバッティングを避けるために製作を遅らせてる気がするんだけど、気のせいかな?

YAHOO!10月19日海外記事
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041019-00000583-jij-int
先日のスポーツ報知に載った情報らしいけど、

「ゴジラ FINAL WARS」の音楽担当がキース・エマーソンに決まったらしい。

・・・とまぁ、別にリキむコトではないんだけど、海外の作曲家を起用するとは思わなかった。
キース・エマーソンは日本人には「幻魔大戦」でおなじみかな。

まぁ、個人的には大島ミチルさんに再登板して欲しかったんだけど。大島さんの音楽は素晴らしかったからね。ただ彼女は結構ドラマとかの仕事が多いから、なかなか登板は難しいか。

それにしても、「ゴジラ」の音楽はどうしても伊福部昭先生のイメージが強いから、このイメージを何処まで崩せるかが今後の課題だと思うね。
デスマッチに初挑戦するドン・フライが8日に来日、「合法的にはやったことがないが、ストリートなら経験はあるし、もちろん勝っているぜ」と不敵な笑みを浮かべた。フライは翌9日の新日本プロレス両国国技館大会に出場、蝶野正洋とのタッグで永田裕志、天山広吉と激突する。人気シリーズ映画の28作目「ゴジラ FINAL WARS」において、ゴジラと戦う軍艦の艦長役で日本映画初出演を果たしたフライは、相手の永田&天山を「ゴジラ以下」とバッサリ斬り捨てた。同映画では、地球防衛軍の大佐で、ゴジラと戦う「海底軍艦・轟天号」の艦長ダグラス・ゴードンを熱演。主演のTOKIO・松岡昌宏らを部下に従えた。映画でゴジラと“対戦”したフライは「天山はゴジラ並みに頭がデカく、永田はゴジラ並みに息が臭いが、2人を足してもゴジラには及ばない」と新日本隊の2本柱をさんざんにこき下ろしてみせた。


(YAHOO!ニュース 10月9日芸能記事より抜粋)

何だか随分罵倒してるような気がするけど、プロレスの世界ではこれが普通なのかもね。私はプロレスにはあまり詳しくないからわからないけど。

さてさて、ドン・フライは新作「ゴジラ FINAL WARS」では、ゴジラに対してどんな戦いぶりを見せてくれるかな?

(YAHOO!ニュース 10月9日芸能記事)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041008-00000034-spnavi-spo
TOKIOの松岡昌宏(27)と女優・菊川怜(26)が出演する映画「ゴジラ FINAL WARS」(12月4日公開、監督北村龍平)の挿入曲をカナダ出身の4人組ロックグループ「SUM41(サム・フォーティワン)」が担当することになった。
 
 ボーカルのデリック・ウィブリー(24)は同じカナダの歌姫、アヴリル・ラヴィーン(19)との交際が発覚したばかりで話題を呼びそうだ。

 彼らの作品を聞いた北村監督が「彼らの音楽によって映像の完成度をさらに高めていきたい」と直接交渉をして実現。このほど来日してゴジラ、北村監督と初対面したメンバーは「話を聞かされたときは興奮したよ」と感激。

 ゴジラ生誕50周年記念作品で使用される挿入曲は「ウィア・オール・トゥ・ブレイム」(16日発売)。

 デリックは今夏、米ロサンゼルスでアヴリルとデートしているところをキャッチされ、8月に千葉・幕張などで開催されたイベントにもそろって参加している。

 アヴリルは日本での人気が高く、洋楽関係者の間では「SUM41も日本で人気になれば、日本で結婚宣言ということもあり得る」との予想も。


(スポニチ芸能記事より。)

おぉ、挿入歌が入るのかね。
主題歌が入るのは94年の「ゴジラVSスペースゴジラ」以来か。外国人アーティストとなると、84年のスター・シスターズ以来ね。実に二十年ぶりか。

さぁ、「ゴジラ FINAL WARS」は一体どんな風にまとまるかな?

スポーツニッポン:9月13日芸能記事
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/kiji/2004/09/13/01.html
ゴジラの生誕50周年でシリーズ最終作となる「ゴジラ FINAL WARS」(監督北村龍平)に主演のTOKIO・松岡昌宏(27)と菊川怜(26)が6日、すべての出演シーンを撮り終えた。

 ラストカットは、廃虚と化した東京にぼう然とたたずむシーンで、北村監督の「OK!」の声に2人は安どの表情。ゴジラから花束を贈られた松岡は「アクションに始まってアクションで終わり、あっという間の撮影。炎天下にいるとホイル焼き状態でしたけど。非常に楽しく、パワフルな作品になると思う」と、約3カ月の“熱い夏”を振り返った。菊川も「寂しい気持ちと充実感でいっぱい。刺激的で面白い、最大級のエンターテインメントになりそう」と笑顔でPR。12月4日公開


(9月7日 スポーツニッポンより)

・・・だそうですな。
それにしても、また東京なのね。

スポニチ 9月7日芸能記事より
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/kiji/2004/09/07/04.html

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