映画ドラえもん のび太の恐竜
2005年3月2日 大長編ドラえもん
今日のお話は、「ドラえもん」映画の記念すべき第1作「ドラえもん のび太の恐竜」。
(映画「ドラえもん」25周年オフィシャルサイトhttp://dora-movie.com/より抜粋)
実は私、未だにこの作品を見てなかったんだよね(^^;
いやいや、ビデオは9年ぐらい前から家にはあったんだけど、「画が違う」っていう理由でずっと敬遠してたものでね・・・。何ていうか、所謂「平成世代」の私としては、初期のドラえもんの画にはどうしても馴染めなかったんだよな。だから、通常放送で初期の作品が放映されても、画の違いという理由だけで、何かピンと来なかったのが事実なんだよね。
そんなこんなで、先日「のび太の恐竜」のリメイク話を聞いたモンだから、いつまでも見てないってのもどうかと思って、テスト終了後の連休を利用してみてみることにしたのである。
それで、結局見てどうだったのかっていうと、面白いじゃない(^^;
今まで見てなかったのがもったいないぐらい。脚本も良く練られてるし、クライマックスの迫力も凄い。ってか、画の違いなんて、メインタイトルでお馴染みの「ぼくドラえもん」が流れた時に、どこかへ吹っ飛んでしまった。
まぁ、確かに後の大長編に比べれば映像も古めかしいし、スケールもどこか小さいのは否めないかもしれない。それにツッコミどころが無いわけではない。だって「タイムマシン」が壊れちゃっても、「タイムフロシキ」で直しちゃえば済む話でしょ?それに「復元光線」だってあるし。でもそんなツッコミはやっぱりナンセンスなんだよな。それを言っちゃおしまいだっていうか。だって、ひょっとしたらその道具は今使えないのかもしれないし(ドラえもんの道具は使い捨てが多いらしい^^;)。それにその分、のび太とピー助の交流をきちんと描いてるし、所謂「日常の中の非日常」を描いてる。脚本がそういう矛盾をしっかりとカバーしてるんだよな。だからこそ、ラストの別れのシーンが映えると思うし。もともとこの映画は原作の「のび太の恐竜」を膨らませた話だしね。だからなのか、後の映画と比べて原作の色が良く出てるように感じたなぁ。オープニングとエンディングも原作のエピソードでまとめられているし。
だから、公開当時は「90分に水増しされたTVアニメ」と評論家にたしなめられたらしいんだけど、全編に渡って見せ場の連続だし、プテラノドンが襲ってくるトコだとか、ティラノサウルスと恐竜との戦いのシーンだとか、ラストの恐竜ハンターのアジトでのくだりだとか、90分間があっという間に感じられる出来映えだったと思う。
そんなワケで、「ドラえもん」映画の第1作として、非常に良く出来た作品だと思うんだよね。
そうそう。第1作でも武田鉄矢さんが主題歌を作詞している。記念すべき最初の主題歌のタイトルは「ポケットのなかに」。今みたいに劇中で流れることは無いけど(メロディだけは劇中で流れるが)、最後のエンディングにグッと物語を引き締めていててカンジ良いね。(^。^)y-.。o○
そういえば、この曲は「のび太と鉄人兵団」でも使われたんだっけ。なるほど。納得できるなぁ。
「ドラえもん のび太の恐竜」
原作:藤子不二雄 監督:福富博
脚本:藤子不二雄・松岡清治 音楽:菊池俊輔
ドラえもん:大山のぶ代 のび太:小原乃梨子
しずか:野村道子 ジャイアン:たてかべ和也 スネ夫:肝付兼太
ピー助:横沢啓子 T・P隊員:井上和彦 部下:宮村義人
ドルマンスタイン:島宇志夫 黒い男:加藤精三
主題歌:「ぼくドラえもん」(歌:大山のぶ代)
「ドラえもんのうた」(歌:大杉久美子)
「ポケットのなかに」(歌:大山のぶ代・ヤングフレッシュ)
封切:1980年3月15日 観客動員数:320万人 併映:「モスラ対ゴジラ」
恐竜まるごとの化石を発見してみせると宣言したのび太。一生けんめい探した甲斐あって、ついに化石らしきものを探すことに成功した! ドラえもんから借りたタイムふろしきをかぶせて1億年前の姿にもどすと、なんとそれは恐竜のタマゴだった!
のび太が暖めると、首長竜の赤ちゃんが誕生。ドラえもんとのび太はこの恐竜に“ピー助”と名づけて育てることにした。ところがある日、謎の黒い男がつけねらいだし、のび太とドラえもんは成長したピー助を安心して暮らせる恐竜の時代に返してあげることにしたのだった。
しかし、ピー助を間違った場所に置いてきてしまい、再びピー助の元へ。ピー助には会えたがタイムマシンが壊れてしまった! のび太とドラえもんはとにかく首長竜が住んでいるという日本へ向かうことにしたのだが…。
(映画「ドラえもん」25周年オフィシャルサイトhttp://dora-movie.com/より抜粋)
実は私、未だにこの作品を見てなかったんだよね(^^;
いやいや、ビデオは9年ぐらい前から家にはあったんだけど、「画が違う」っていう理由でずっと敬遠してたものでね・・・。何ていうか、所謂「平成世代」の私としては、初期のドラえもんの画にはどうしても馴染めなかったんだよな。だから、通常放送で初期の作品が放映されても、画の違いという理由だけで、何かピンと来なかったのが事実なんだよね。
そんなこんなで、先日「のび太の恐竜」のリメイク話を聞いたモンだから、いつまでも見てないってのもどうかと思って、テスト終了後の連休を利用してみてみることにしたのである。
それで、結局見てどうだったのかっていうと、面白いじゃない(^^;
今まで見てなかったのがもったいないぐらい。脚本も良く練られてるし、クライマックスの迫力も凄い。ってか、画の違いなんて、メインタイトルでお馴染みの「ぼくドラえもん」が流れた時に、どこかへ吹っ飛んでしまった。
まぁ、確かに後の大長編に比べれば映像も古めかしいし、スケールもどこか小さいのは否めないかもしれない。それにツッコミどころが無いわけではない。だって「タイムマシン」が壊れちゃっても、「タイムフロシキ」で直しちゃえば済む話でしょ?それに「復元光線」だってあるし。でもそんなツッコミはやっぱりナンセンスなんだよな。それを言っちゃおしまいだっていうか。だって、ひょっとしたらその道具は今使えないのかもしれないし(ドラえもんの道具は使い捨てが多いらしい^^;)。それにその分、のび太とピー助の交流をきちんと描いてるし、所謂「日常の中の非日常」を描いてる。脚本がそういう矛盾をしっかりとカバーしてるんだよな。だからこそ、ラストの別れのシーンが映えると思うし。もともとこの映画は原作の「のび太の恐竜」を膨らませた話だしね。だからなのか、後の映画と比べて原作の色が良く出てるように感じたなぁ。オープニングとエンディングも原作のエピソードでまとめられているし。
だから、公開当時は「90分に水増しされたTVアニメ」と評論家にたしなめられたらしいんだけど、全編に渡って見せ場の連続だし、プテラノドンが襲ってくるトコだとか、ティラノサウルスと恐竜との戦いのシーンだとか、ラストの恐竜ハンターのアジトでのくだりだとか、90分間があっという間に感じられる出来映えだったと思う。
そんなワケで、「ドラえもん」映画の第1作として、非常に良く出来た作品だと思うんだよね。
そうそう。第1作でも武田鉄矢さんが主題歌を作詞している。記念すべき最初の主題歌のタイトルは「ポケットのなかに」。今みたいに劇中で流れることは無いけど(メロディだけは劇中で流れるが)、最後のエンディングにグッと物語を引き締めていててカンジ良いね。(^。^)y-.。o○
そういえば、この曲は「のび太と鉄人兵団」でも使われたんだっけ。なるほど。納得できるなぁ。
「ドラえもん のび太の恐竜」
原作:藤子不二雄 監督:福富博
脚本:藤子不二雄・松岡清治 音楽:菊池俊輔
ドラえもん:大山のぶ代 のび太:小原乃梨子
しずか:野村道子 ジャイアン:たてかべ和也 スネ夫:肝付兼太
ピー助:横沢啓子 T・P隊員:井上和彦 部下:宮村義人
ドルマンスタイン:島宇志夫 黒い男:加藤精三
主題歌:「ぼくドラえもん」(歌:大山のぶ代)
「ドラえもんのうた」(歌:大杉久美子)
「ポケットのなかに」(歌:大山のぶ代・ヤングフレッシュ)
封切:1980年3月15日 観客動員数:320万人 併映:「モスラ対ゴジラ」
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